第2回日本認知言語学会全国大会プログラム
1. 日時:2001年9月15日(土)、16日(日)
2. 場所:大阪外国語大学(大阪府箕面市栗生間谷東 8-1-1)
3. 参加費:一般5,000円、学生4,000円(大会ハンドブック、学会論文集第1巻代を含む)
4. 大会プログラム概要:
第1日
(1)シンポジウム『言語・文化・認知』
時間: 13:00-15:00(A416番教室)
司会: 池上嘉彦(昭和女子大学)
講師: 国広哲弥(東京大学名誉教授)
光延明洋(東海大学)
唐須教光(慶應義塾大学)
(2)ワークショップ:15:30-18:00(4室同時進行)
第1室「認知と文法のつなぎ方:言語学、脳科学、認知発達、複雑系の見地から」(A207室)
池上高志(東京大学)
渡邊良子(東京大学大学院)
岡ノ谷一夫(千葉大学)
綿巻 徹(長崎シーボルト大学)
第2室「空間と時間の認知と言語化」(A102室)
篠原和子(東京農工大学)
田村和弘(東京農工大学)
大舘実子(国際基督教大学)
松中義大(東京工芸大学)
第3室「ポリセミーと多義性−ドイツ語動詞におけるポリセミーと意味拡張」(A101室)
森 芳樹(筑波大学)
阿部一哉(東京外国語大学大学院)
大薗正彦(島根大学)
高橋亮介(東京大学大学院)
第4室「メタファ研究の総括と21世紀に向けて」(A316室)
楠見孝(京都大学)
辻幸夫(慶應義塾大学)
折原良平(東芝)
辻 大介(関西大学)
(3)懇親会予定:19:00-21:00
第2日
(4)学会総会:10:00-10:20 (A416番教室)
(5)特別講演:10:20-12:30 (A416番教室)
Prfessr Rnald Langacker
The Cntrl Cycle: Why Grammar is a Matter f Life and Death
(6)研究発表:13:30-16:30(5会場同時進行,発表25分、質疑応答15分)
第1発表:13:30〜14:10
第2発表:14:10〜14:50
休憩:20分
第3発表:15:10〜15:50
第4発表:15:50〜16:30
第1室 (A101室)
岡 智之(大阪外国語大学大学院)
「存在構文に基づく日本語諸構文のネットワーク」
村尾治彦(熊本県立大学)
「認知文法によるテイル構文の分析」
尾谷昌則(京都大学研修員)
Quantifier flating in Japanese: Frm a viewpint f active-zne/prfile discrepancy.
井原浩子(東京造形大学)
「日本語失文法者の産出文に見られる格助詞の誤用と脱落に関する一考察」
第2室 (A102室)
松本知子(大阪大学大学院研究生)
Recapturing six "S+V+NP+Adj" cnstructins n the basis f "cnstrual".
坂本真樹(電気通信大学)
「英語のTugh構文への生態心理学的アプローチ」
今野弘章(筑波大学大学院)
「混交構文としてのif yu be構文」
長友俊一郎(関西外国語大学大学院)
「根源的MUSTの概念融合」
第3室 (A207室)
進藤三佳(京都大学大学院)
Divergence f semantic extensins f adjectives related t visual sensatin:
Clear vs. Bright, and Plain vs. Flat.
松中完二(国際基督教大学)
「Gameの概念カテゴリーと多義性についての認知的考察」
大野早苗(お茶の水女子大学大学院)
「分布を表す日本語の表現について」
白 海燕(神戸大学大学院)
アスペクト用法の「V+出す」、「V+??naeda」からみる日本語と朝鮮語の空間認知について
第4室 (A214室)
杉本 巧(広島大学大学院)
「日常的な会話における慣用的な隠喩の使用と「概念的メタファー」」
高橋清子(桜美林大学非常勤講師)
Perceptin types f emanatin fictive mtins in Thai.
鍋島弘治朗(関西大学)
「Generic is Specificはメタファーか ―慣用句の理解モデルによる検証―」
寺西隆弘(シドニー大学)
「「メタファーによる理解」の柔軟性に関するトポロジー的考察」
第5室 (A316室)
足立公平(東京大学大学院)
「道具目的語構文―「銃で撃つ」と「銃を撃つ」―」
細川博文(福岡女学院大学)
「NP(を)する」構文の研究」
碓井智子(京都大学大学院)
「空間認知表現と時間認知表現:日本語「サキ」の認知言語学的考察」
守屋哲治(金沢大学)・堀江薫(東北大学)
「時間関係副詞の文法化に関する一考察:
多層性(layering)と持続性(persistence)の観点から」
5. 書籍展示:両日ともA307室およびA308室
6. 参加要領
今年度(2001年度)より参加申し込みは郵便振替による払い込みをもって受け付けます。
(1)参加費:一般5,000円、学生4,000円(大会ハンドブック、学会論文集第1号含む)
(2)申し込み方法
下記郵便振替口座に振り込みがあった時点でお申し込みとします。
通信欄には『参加費』と明記し、『一般/学生の別』、『ご所属』、
お持ちの方は『メールアドレス』を必ずご記入してください。
(3)口座名称:日本認知言語学会
(4)口座番号:00180-7-52621
(5)申し込み締め切り:2001年9月5日の振込分まで
(6)お問い合わせ
〒223-8521 横浜市港北区日吉4-1-1
慶應義塾大学新研究棟 辻 研究室気付
日本認知言語学会事務局
7. 大阪外国語大学への道順
(1)地下鉄御堂筋線利用の場合
・(相互乗り入れしている)北大阪急行の終点『千里中央』下車【新幹線新大阪から13分】
・阪急バス 間谷住宅行で間谷住宅4または大阪外大前行終点下車【250円】
(2)阪急千里線 終点 『北千里』下車
・阪急バス 間谷住宅行で間谷住宅4または大阪外大前行終点下車【230円】
(3)飛行機で伊丹空港に到着の場合
・大阪モノレール『千里中央』下車【約13分】
(4)新幹線の場合
・新大阪から地下鉄御堂筋線に乗る。
研究発表・ワークショップ発表者公募について
本年9月15日および16日の両日、大阪外国語大学にて開催されます当学会の第2回全国大会にて研究発表およびワークショップ開催の公募をいたします。研究発表あるいはワークショップ開催を希望される方は、発表要旨または計画要旨を以下の要領にて事務局宛に送付の上、ご応募下さい。
1. 応募資格
原則として当学会員であること。ただし応募時に会員登録をすることもできます。当ホームページの会員登録方法に沿ってご登録下さい。当学会は昨年度に引き続き、今年度も参加費などの実費以外の入会金・年会費は徴収いたしません。
2. 提出書類
研究発表の発表要旨またはワークショップ計画要旨を、日本語で2000字、英語の場合は800語にまとめたものを提出してください。いずれもタイトルを文頭に付して下さい。
3. 提出方法
手違いを防止するために、同じ内容のものを電子メールと通常郵便の両方でお送り下さい。電子メールを使用できない会員の方は通常郵便にその旨明記の上、通常郵便のみお送り下さい。
* 電子メール:
発表者またはワークショップ代表者・参加者の氏名・所属・連絡先(住所・電話・メールアドレス)を漢字かな全角・英数字半角文字にてそれぞれの項目の最後に全角カンマを入れたヘッドをつけ、添付書類ではなく、テキストメールとして事務局アドレスまでお送り下さい。(下記例を参照)その際、ヘッドと本文の間に -----------
を入れてください。
<例>
山田太郎、
国際大学国際学部、
東京都千代田区1-1-1、
03-3000-0000、
tar-yamada@kkusaidaigaku.ac.jp、
-------------------
(研究発表題目)アナロジの多重制約理論について
本発表は.....
* 通常郵便:
上記と同様のものをプリントアウトしたものを事務局宛に通常郵便にてお送り下さい。できる限りA4版をご使用下さい。
4. 提出先
郵便宛先:〒223-8521 横浜市港北区日吉4-1-1
慶應義塾大学新研究棟 辻 幸夫研究室気付
日本認知言語学会事務局 宛
5. 提出期限
電子メール及び通常郵便いずれも【6月15日】必着。
6. 結果通知
応募者に対し、6月末に電子メールまたは通常郵便にて採用の可否をご連絡します。
なお、今回、ハンドアウトは事前に印刷する予定です。昨年度のプロシーディングとの合本にすべく鋭意準備いたしております。そのため、ハンドアウト原稿の締め切りは8月10日頃になる点を視野に入れておいていただけますようお願いします。