第10回全国大会のプログラム


 日時: 2009年9月26日(土)〜27日(日)
 場所: 京都大学吉田キャンパス(京都市左京区) *会場へのアクセスはをこちらご覧下さい。
 会場: キャンパスマップ(構内経路図)はこちらをご覧下さい(詳しい教室配置図は『予稿集』に掲載されます)。


  9月26日(土)
   9:15     受付開始
   9:40〜12:00 ワークショップ(吉田南総合館2F 共北25〜28教室)
   13:00〜15:00 特別講演(吉田南4号館3F 4北30)
   15:15〜18:05 研究発表(吉田南総合館2F共北25〜28教室 3F共北31,32,38教室)
   18:30〜20:30 懇親会(百周年時計台記念館2F 国際交流ホール)

  9月27日(日)
   9:30〜12:20 研究発表(吉田南総合館2F共北25〜28教室 3F共北31,32,38教室)
   12:20〜14:00 休憩
   (12:50〜13:50 ポスターセッション:吉田南総合館2F リフレッシュコーナー)
   14:00〜14:10 総会(吉田南4号館3F 4共30)
   14:10〜16:50 シンポジウム(吉田南4号館3F 4共30)

   *書籍展示は、両日とも吉田南総合館3F 共北3B〜3Dで行います。

......................................................................................................

*下記のプログラムの一覧表(PDF形式)をダウンロードできます(第1日 / 第2日)

 Schedule and Program in Englsh / Getting to Kyoto University / South Campus




9月26日(土)


  9:15〜    受付(吉田南総合館北棟1階の東側エレベータ前)

  9:40〜12:00 ワークショップ(6教室同時進行)
       *「ディスカッサント」は発表はせず、コメンテーターとして登壇する人を指します。

第1室(国際ワークショップ)
"Encoding and understanding events: A cognitive and typological perspective"
○Chiarung Lu, Shuanfan Huang, Lily I-wen Su, Li-May Sung, Hintat Chueng, Janice Fon
 (National Taiwan University)

第2室「中国語母語日本語学習者の事態把握―日本語主専攻学習者を対象とする調査の結果から―」
○近藤安月子(東京大学大学院)、姫野伴子(明治大学)、足立さゆり(白百合女子大学)、
王安(島根大学)
ディスカッサント:池上嘉彦(昭和女子大学大学院)

第3室「認知言語学のパラダイム再考」
○岡智之(東京学芸大学)、浅利誠(ボルドー第三大学)、中野研一郎(京都大学[院])

第4室「「私たち」の〈事態把握〉と「語り」―「語り」の空間の構築と共有―」
〇守屋三千代(創価大学)、テキメン・アイシェヌール(アンカラ大学・国立国語研究所)、
高山京子(神奈川県立菅高等学校)

第5室「言語進化のアプローチと対話」
○中村芳久(金沢大学)、藤田耕司(京都大学)、 橋本敬(北陸先端科学技術大学)

第6室「言語変化への認知的・形式的アプローチ」
○小林茂之(聖学院大学)、金野武司(北陸先端科学技術大学院大学)、
 中村誠(北陸先端科学技術大学院大学)、高橋光子(流通経済大学)


  13:00〜15:00 特別講演(吉田南4号館3F 4共30)                         
   講師 Professor Adele E. Goldberg (Princeton University)
   演題 Items and generalizations at work


特別講演概要

題目 Items and generalizations at work

 A number of researchers from various backgrounds have converged on a new theoretical approach to language that allows linguistic observations about form-meaning pairings―constructions―to be stated directly, providing long-standing traditions with a framework that allows both generalizations and exceptional cases to be accounted for fully. Constructions, including morphemes or words, idioms, partially lexically filled and fully abstract phrasal patterns are understood to be learned on the basis of the input together with general cognitive mechanisms. The lecture will emphasize the delicate balance between item-based knowledge and generalizations over that knowledge, with specific attention to a class of adjectives that display an unusual distribution (e.g., ??The afraid boy). Experimental work on this class investigates the general question of how we learn what we can say and what we cannot say.


  15:15〜18:05 研究発表(7室同時進行)
    第1発表 15:15-15:55 (発表25分,質疑応答15分・移動時間含む)
    第2発表 15:55-16:35 (         〃        )
     休憩  16:35-16:45
    第3発表 16:45-17:25 (発表25分,質疑応答15分・移動時間含む)
    第4発表 17:25-18:05 (         〃        )

第1室 ※4件の発表とも使用言語は英語
【Chair: Toshio Ohori (University of Tokyo)】
@ Yoshikata Shibuya and Hajime Nozawa (Kyoto University of Foreign Studies)
"On raising constructions: a corpus-based study"
A高橋 博(国際基督教大学)
"Towards an embodied "simulation-based" account of the English article system"
【Chair: Masuhiro Nomura (Hokkaido University)】
BManami Sato, Dan X. Hall, and Benjamin K. Bergen (University of Hawaii at Manoa)
"Sustainability factors of simulation perspective in language comprehension"
CKunie Miyaura(Aichi Prefectural University)
"A Preliminary Note on Multi-Story Model ―How We See the World and Express It"

第2室 ※第1発表・第2発表のみ使用言語は英語
【Chair: Yo Matsumoto (Kobe University)】
@五十嵐海理(龍谷大学)
"Like hell and polarity reversal"
AMisuzu Shimotori (Umea University, Sweden) 
"Is long a kind of big? ―An ontolinguistic study of sense relations in the semantic domain of dimension."
【司会:村尾治彦(熊本県立大学)】
B廣瀬裕子(フリー)
「複合助詞「〜を通して」の意味分析」
C梶川克哉(名古屋大学[院])
「「〜がてら」の意味分析」

第3室
【司会:三宅登之(東京外国語大学)】
@山根史子(東京外国語大学大学院)
「中国語“A一点”「形容詞+不定数量詞」の意味拡張に関する認知的考察」
A夏 海燕(神戸大学[院]) 
「日中視覚動詞文法化の一側面―本動詞間の非対応性による文法化の違い―」
【司会:村越 律子(上智大学[非常勤])】
B松井一美(創価大学[非常勤])
「日本語母語話者とロシア語母語話者の日本語発話データにみる〈主観的把握〉と〈客観的把握〉」
Cアルモーメン アブドーラ(学習院大学大学院)
「「顔」と「wajhu」―<顔>概念の日本語・アラビア語の対照研究―」

第4室
【司会:田村幸誠(滋賀大学)】
@坂本真樹(電気通信大学)
「小学生の作文にみられるオノマトペ分析による共感覚比喩一方向性仮説再考」
A山本幸一(愛知教育大学附属高等学校)
「メトニミーの下位区分- 代名詞の照応現象の違いを通して」
【司会:深田智(聖トマス大学)】
B大石亨(明星大学)
「「植物」のメタファー再考―慣用表現に付随する意味的韻律と主観性―」
C許永蘭(名古屋大学[院])
「抽象性の低いスキーマの重要性 ―「切る」と「割る」における対象格と場所格のメトニミー―」

第5室 
【司会:古賀恵介(福岡大学)】
@石丸雄介(聖トマス大学[院])
「英訳俳句におけるNP V-ingの意味 ―認知言語学的観点から―」
A川畠嘉美(金沢大学[院])
「所有対象の特定性:認知構造との関連について」
【司会:上原聡(東北大学)】
B加藤恵梨(名古屋大学)
「名詞句の転移修飾化について」
C野田大志(名古屋大学[院])
「[名詞+他動詞連用形]型複合名詞の構文的多義性に関する一考察」

第6室
【司会:高橋英光(北海道大学)】
@片岡宏仁(関西外国語大学[院])
「理由 P because Q の概念構造における非明示的な志向的態度について」
A高木 勇(京都大学[院])
「There-アマルガム構文を生み出す認知メカニズム」
【司会:清水啓子(熊本県立大学)】
B對馬康博(北海道大学[院])
「主題非明示型結果構文の意味論的・語用論的特徴付け」
C迫由紀子(福岡女子短期大学)
「事態構造からみた文のアスペクト形成と付加詞の表すsubeventの役割」

第7室
【司会:岡智之(東京学芸大学)】
@徐 a廷(昭和女子大学[非常勤])
「日本語話者の〈好まれる言い回し〉としての「ていく/くる」の補助動詞的な用法
―対応する韓国語の「e kata/ota」との比較を通して―」
A大西美穂(名古屋大学[院])
「理由を累加する日本語存在文の接続助詞用法:英語There構文との対照から」
【司会:三瓶裕文(一橋大学大学院)】
B宮下博幸(金沢大学)
「絵本にみる日独の表現傾向―特に証拠性と接続性の観点から―」
【司会:川瀬義清(西南学院大学)】
C郭 玉英(東北大学大学院)
「談話モデルによるコ系とソ系指示詞の捉え方:文脈指示の場合」


懇親会

  18:30〜20:30 懇親会(百周年時計台記念館2F 国際交流ホール)
         *参加費は、一般・学生とも3,000円です。参加申し込みは、26日(土)の午後から
          受け付けを始めます。多くの方の参加をお待ちしております。

         *受付場所は、総合受付(吉田南総合館北棟1階の東側エレベータ前)のほか、
          夕方以降は、懇親会会場の入り口前にも設置します。


9月27日

  9:10〜    受付(1日目に受付をされた方は、2日目の受付は必要ありません)

  9:30〜12:20 研究発表(7室同時進行)
    第1発表  9:30-10:10 (発表25分・質疑応答15分、移動時間含む)
    第2発表 10:10-10:50 (        〃         )
     休憩  10:50-11:00
    第3発表 11:00-11:40 (発表25分・質疑応答15分、移動時間含む)
    第4発表 11:40-12:20 (        〃         )

●第1室(IB館IB011)
第1室 ※使用言語:英語
【Chair: Mitsuko Nieda (Kyoto University of Education)】
DLiu, Nian (University of Hawaii at Manoa (Graduate School))
"Systematic Linguistic Coding Facilitates Children's Lexical Acquisition"
EDaisuke Nakamura (青山学院大学大学[院])
"Input skewedness, input consistency, and order of skewed input: Effects of frequency manipulations in adult second language acquisition"
【Chair: Ayako Omori (Osaka University)】
FYing-Yu Lin (National Taiwan University [Graduate Institute of Linguistics]), Wen-Yu Chiang (National Taiwan University)
"The Chien-Ming Wang Phenomenon: A Critical Metaphor Model Analysis of newspaper discourse in Taiwan"
GKazuko Shinohara (Tokyo University of Agriculture and Technology) and Shigeto Kawahara (Rutgers University)
"Syllable intrusion in Japanese puns, dajare"

第2室
【司会:大谷直輝(埼玉大学)】
D金 奈淑(名古屋大学〔院〕)
「「一杯」から「いっぱい」へ ―容器のイメージ・スキーマによる意味拡張―」
E李 澤熊(名古屋大学)
「「皆/すべて/全部」の意味分析―統合的スキーマと離散的スキーマの観点から」
【司会:瀬戸賢一(大阪市立大学)】
F○今井新悟(山口大学)、森山新(お茶の水女子大学大学院)、荒川洋平(東京外国語大学) 
「学習辞典編纂のための形容詞の意味ネットワーク記述・試論―「小さい」を中心に―」
G馬場典子(フリー) 
←この発表はやむを得ない事情により発表者が来場できなくなりました
「「頭」を含む怒りを表す動詞句の意味の成り立ちをめぐる考察」

第3室
【司会:西山佑司(明海大学)】
D齋藤佳子(名古屋大学[院]) 
「言語における〈おやじ〉の〈地位〉について―〈自称〉を中心にして」
E○池上嘉彦(昭和女子大学)、守屋三千代(創価大学)、テキメン・アイシェヌール(アンカラ大学・国立国語研究所)
「「ナル表現」再考―膠着語における事態の〈主観的把握〉の観点から―」
【司会:細川博文(福岡女学院大学)】
F○宇野良子(東京大学)、鍜治伸裕(東京大学)、喜連川優(東京大学)
「新動詞の成立にみる意味と形の変化の相関」
G○ナイダン・バヤマー(お茶の水女子大学大学[院])、森山 新(お茶の水女子大学大学院)
「動詞・形容詞のテ形のインプットの頻度と習得プロセスとの関係」

第4室
【司会:友澤宏隆(一橋大学)】
D金子輝美(愛知淑徳大学 [非常勤])
「行為解説の形式―英語の進行形、単純形、完了形―」
E黒宮公彦(大阪学院大学)
「<移動>の意味はどこから来るのか─off NPをめぐって」
【司会:大橋浩(産業医科大学)】
F澤田 淳(京都大学[院]/日本学術振興会)
「補助動詞構文と主観化―「やがる」の卑語化をもとに―」
G中俣尚己(京都外国語大学)
「「そんな」や「なんか」はなぜ低評価に偏るか?―経験基盤的ヒエラルキー構造からの説明―」

第5室
【司会:早瀬尚子(大阪大学)】
D中村文紀(慶應義塾大学[院])
「連結詞的知覚動詞構文と様態制約:知覚者と知覚対象の際立ちの対立から」
E吉川正人(慶應義塾大学[院])
「「構文の多義」再考: 事例基盤構文理論に向けて」
【司会:小熊猛(石川高等専門学校)】
F野呂健一(名古屋大学[院])
「名詞反復表現「XXしている」の構文的意味」
G嶋田紀之(東京大学[院])
「「のだ」文の多義性について―文法化の視点より―」

第6室
【司会:山田仁子(徳島大学)】
D○仲村哲明(電気通信大学[院])、坂本真樹(電気通信大学)
「連想語の分類に基づく共感覚比喩理解における類似性と共起性の優先性に関する研究」
E伊澤宜仁(慶應義塾大学[院])
「音は文学を奏でる:感覚表現の定量的分析から視る聴覚の可能性」
【司会:鷲見幸美(名古屋大学)】
F韓涛(名古屋大学[院])
「感情のメタファーはメトニミーに基づくか:中国語のケース」
G○平知宏(京都大学[院])、楠見孝(京都大学大学院)
「比喩理解における主題と喩辞の意味変化:無関連な意味の処理の観点から」

第7室
【司会:本多啓(神戸市外国語大学)】
D寺崎知之(京都大学[院])
「時間・空間語彙の関係性の認知言語学的考察  日本語の「間(アイダ)」の広かりを通して」
E新谷真由(筑波大学[院]/カーン・バスノルマンディー大学[院])
「フランス語の「bout」における多義性 空間・時間・概念における「末端」のイメージ」
【司会:岡本雅史(東京工科大学)】
F遠藤智子(日本学術振興会特別研究員(京都大学)、UCLA)
「現代中国語自然会話における補文構造を用いたスタンス表現」
G名塩征史(北海道大学[院])
「会話の展開を左右する各参与者の能動的な「知覚」―生態学的アプローチで捉える会話の実態―」


  12:20〜14:00 昼食休憩

  12:50〜13:50 ポスターセッション(吉田南総合館2F リフレッシュコーナー)

  14:00〜14:10 総会

  14:10〜16:50 シンポジウム(吉田南4号館3F 4共30)
   テーマ「認知言語学の科学的・哲学的基盤」
    司会 中村芳久(金沢大学)
    講師 浅利 誠(ボルドー第3大学 / 哲学・日本現代思想)
       宮原 勇(名古屋大学 / 現象学)
       月本 洋(東京電機大学 /人工知能、データマイニング)


参加費について

会員(一般・学生共通)

非会員(一般)

非会員(学生)

  参加費

無料

4000

2000

  予稿集

1000

2000

2000

   計

1000

6000

4000

会員の方の参加費は年会費に含まれますので、会費と別に参加費をご納入いただく必要はありません。非会員の方で、参加を希望される方は、上記の参加費(4,000円または2,000円)を下記にお振り込み下さい。その際、氏名、一般・学生の別を備考欄にお書き下さい。

   【会費・参加費用の郵便口座】
    口座名称:日本認知言語学会
    口座番号:00990-0-175250


なお、予稿集については、第10回全国大会から、予約制を廃止して、会場受付での現金販売と致します(会員1,000円、非会員2,000円)。


研究発表およびワークショップに登壇される方へ(投影機器利用に関するお知らせ)

 パワーポイント等のプログラムを使用した発表に関しては、こちらのファイルをご一読下さい。


第10回全国大会の掲示用ポスター

 第10回全国大会の掲示用のポスターをここからPDFでダウンロードできます。ご協力くださる方は、プリンターで印字し、可能な場所に掲示していただければ幸いです。


2009年度認知言語学セミナー「日本語教師のための認知言語学入門」


 日 時: 2009年9月25日(金) 受付は教室前で12時半から
 場 所: 京都大学 吉田南総合館3F 共北38教室
 講 師: 森山 新先生(お茶の水女子大学) 荒川洋平先生(東京外国語大学)
 内 容: 認知言語学が日本語教育などの外国語教育にどう応用できるのか解説します。
      認知言語学について基本から分かりやすく学びたい教師志望者また
      認知言語学を日々の授業実践に応用したい日本語教師や英語教師を
      対象とします。
      日本語教育との関係に焦点を当てた内容ですが、日本語教師でない方の
      来聴も歓迎します。
 参加費: 一般2,000円、学生1,000円
 時間割: 12:30     受付開始
      13:00〜14:30 応用認知言語学の枠組み(荒川)
      14:30〜14:45 休憩
      14:45〜16:15 外国語教育への応用可能性について考える(森山)
      16:15〜16:20 休憩
      16:20〜16:50 質疑応答
      16:50〜17:00 まとめ


講義概要

[第1講義(荒川)]
 認知言語学の定義や基本的な道具立てについて紹介し、それが外国語教育にどのように活かされてきたか、英語教育と日本語教育の観点から検討する。また、認知言語学の主要な理論の一つである多義性を動機づける認識の三角形について述べ、日本語教師による語彙研究のあり方を提案する。

[第2講義(森山)]
 認知言語学の言語習得モデルとして、ラネカー(Langacker)の「用法基盤モデル(Usage-based Model)」について紹介する。次に、トマセロ(Tomasello 2003)を参考に、このモデルが母語習得を説明するモデルとして適当であることを示す。さらに、母語としての日本語習得や、第二言語習得全般への応用可能性について検討した後、認知言語学的観点からの第二言語教授法・教材開発について述べる。



 ・申し込み方法:上記参加費を9月18日(金)までに下記の口座に郵便振替にて送付下さい。
  通信欄は「2009セミナー参加費」と明記し、「一般/学生」の別のほか、ご所属と
  メールアドレスを楷書でご記入ください。(下記の口座は、年会費の振込先とは異なります)

   【セミナー専用の郵便口座】
    口座名称: 日本認知言語学会セミナー
    口座番号: 00100-4-353389


第10回全国大会における保育コーナーについて

 第10回全国大会でも、会場内に「保育コーナー」を開設します。利用を希望される方は、こちら(PDF)をご覧下さい。


第10回大会におけるポスターセッションについて

 第10回全国大会では2日目(2009年9月27日)にポスターセッションを開設します。ポスターセッションは正規のプログラムであり、予稿集および論文集にも概要が掲載されます。募集要項はこちら(PDF)をご覧下さい。


第10回全国大会の研究発表・ワークショップ公募について

 第10回全国大会の研究発表およびワークショップの公募日程は、下記の通りです。

   発表申し込み期間   2009年4月20日〜5月20日
   採否通知       2009年6月中旬
   予稿集原稿締切    2009年7月31日(予定)
   論文集原稿締切    2009年2月28日

研究発表の時間は40分(発表25分、質疑応答15分)、ワークショップの枠は2時間半から3時間程度の予定です。発表を希望される方は、研究発表・ワークショップの発表要旨を以下の要領(印刷用はこちらPDF)で作成の上、ご応募下さい。
 なお、発表申し込みに当たっては、下記の日本認知言語学会全国大会の応募に関するお知らせを必ずご参照ください。


1.応募資格
 学会員であること。ただし、応募の時点までに入会手続きをとれば応募は可能です。ワークショップの場合は、代表者が会員であれば応募可能です。

2.提出方法【電子メールの場合】
 応募者は、原則として電子メールにて発表内容の要旨を担当者に送信して下さい。

 [A] 電子メールの本文に、「発表タイトル」「登壇者全員の氏名と所属(ファーストオー
    サーに○印)」「登壇者(ファーストオーサーのみ)の連絡先(住所・電話・メールアドレ
    ス)」をテキスト形式で書く。発表の「要旨」は本文には書かず貼付ファイルとする。
    電子メールの件名(subject)は、「研究発表申し込み」または「ワークショップ申し
    込み」としてください。
 [B] 発表の「要旨」は、A4判で作成し、発表の「タイトル」「本文」「主要参考文献」の
    順に書く。分量は、研究発表およびワークショップいずれも、日本語の場合は2,000字、
    英語の場合は800語以内とする。この字数(語数)に参考文献は含まない。[B]の書類
    をPDFファイルにして貼付する。[B]には、氏名のほか、応募者が特定されるような
    情報は記載しない。

3.英語による発表について
    設立10周年記念大会では、国際大会化への試みとして、研究発表会場の一部を「使用言語を
    英語のみとする教室」に充てることを企画しています。その教室では、予稿集の原稿作成だけでなく
    口頭発表(質疑応答を含む)も論文集の原稿もすべて英語を使用することになります。
    今後の国際大会化への試みとして、英語のみの研究発表を大会実行委員会として推奨します。
    この形での発表を希望される方は、申し込み時の提出書類[B]に「使用言語=英語」とお書き添え下さい。
    なお、論文集の原稿を英語で書くものの、口頭発表には日本語を使うというパタンも従来通り認めますが、
    その場合、申し込み時の提出書類[B]を英語で作成した上で、「使用言語=日本語」と記して下さい。


4.提出方法【普通郵便の場合】
 電子メールを使われない方は、電子メールの場合に準じて、次の2種類の書類を作成し、封書で郵送して下さい。[A]は1部、[B]は4部を送って下さい。このほか、表面に住所と氏名を書いた返信用(受理通知用)の官製ハガキを1枚同封して下さい。

 [A] A4判の紙1枚に、「研究発表申し込み」または「ワークショップ申し込み」と表題を
    付け、続いて「発表タイトル」「登壇者全員の氏名と所属(ファーストオーサーに○印)」
    「登壇者(ファーストオーサーのみ)の連絡先(住所・電話・メールアドレス)」を書く。
 [B] A4判の紙に「要旨」を作成し、発表の「タイトル」「本文」「主要参考文献」の順に書く。
    分量は、研究発表およびワークショップいずれも、日本語の場合は2,000字、英語の場合
    は800語以内とする。この字数(語数)に参考文献は含まない。[B]には、氏名のほか、
    応募者が特定されるような情報は記載しない。

5.注意
 一度受理された申し込みは、発表のタイトルや登壇者等の変更はできません。要旨を差し替えることもできません。研究発表およびワークショップで発表された内容は、翌年発行の『日本認知言語学会論文集』に掲載されます。論文集に英語で執筆する場合は、申し込みのときの[B]の書類を英語で作成することが必要です。

6.提出先

 電子メールの場合は、jclabstract0810(at)yahoo.co.jp へ送ってください。アドレスの(at)の部分は@に変更して送信してください。普通郵便で送る場合の送り先は下記です。

    〒060-0810
    札幌市北区北10条西7丁目 
    北海道大学文学部西洋言語学講座
    野村益寛研究室内
    日本認知言語学会(応募受付担当)

適切に受理されたものは、担当者から電子メールまたは普通郵便で連絡があります。応募受付担当者および事務局は選考には関与しておらず、採否に関する質問も受けかねますのでご了解下さい。

7.提出期間
 電子メールおよび通常郵便いずれも、2009年4月20日〜5月20日(最終日までに必着厳守)。
  2009年度の受付は締め切りました

8.結果通知
 査読委員会にて厳正に選考の上、応募者に対して6月中旬を目処に電子メールまたは普通郵便にて合否を連絡します。合格になった方は、期限までに『予稿集』に掲載する原稿をご提出いただきますので、あらかじめご承知おき下さい。なお、プログラム編成は、全国大会実行委員会に一任いただくこととし、個別のご要望にはお応えできませんので、ご了承下さい。



日本認知言語学会全国大会の応募に関するお知らせ

(1)応募資格について
 会費が3年連続未納で督促しても納入のない場合は、名簿から削除することになりました。その場合、研究発表の申し込みはできません。確認が必要な方は事務局(庶務)までお問い合わせ下さい。会費納入が確認され次第、名簿に再掲載され、応募することが可能になります。また、研究発表ではファーストオーサー、ワークショップでは代表者が会員であれば、他の発表者は会員である必要はありません(非会員がワークショップに登壇する場合、参加費の納入が必要になります)。

(2)申し込み件数の上限について
 研究発表等の応募において、1人が多くの発表に加わることはプログラムの編成に不都合を生じさせることがあるため、理事会での協議の結果、第7回全国大会から申し込み件数に、次のような制限を設けることになりました。

   @ 応募できるプログラムは「研究発表」「ワークショップ」「ポスターセッション」のうち、
     1人最大2件までとする。複数のプログラムに応募する場合は「研究発表2件」または
     「研究発表1件とワークショップ1件」または「研究発表1件とポスターセッション1件」
     または「ワークショップ1件とポスターセッション1件」のいずれかとする。
   A ただし、「研究発表のファーストオーサー」または「ワークショップの代表者」または
     「ポスターセッションのファーストオーサー」になれるのは、そのうち1件のみとする。

単独の研究発表では自動的にファーストオーサーとなります。また、ワークショップで、代表者(司会者)が発表者を兼ねることは差し支えありません。また、ワークショップへのディスカッサント(研究発表をしないコメンテーター)としての登壇も1人1件のみといたします。なお、シンポジウムへの登壇は、公募ではないことから別枠と扱いとします。この条件を越えて申し込みがあった場合は、申し込みが無効になりますので、十分にご注意下さい。

(3)タイトルと登壇者の確定について
 研究発表もワークショップも、予稿集や論文集に掲載される原稿では、発表申し込みのときとタイトルや発表者を変更することはできません。そのような変更が起きないよう事前に十分ご確認ください。

(4)所属の表示について
 所属の表示について、教員の方の中には大学院重点化等により所属が「大学院」になっている方もおられますので、次の表記によって大学院生と区別することにします。

   ・一般会員の方で大学院に教職員として所属している場合………………………………………○○大学大学院
   ・一般会員の方で学部やセンター等に教職員として所属している場合(従来通り)……………○○大学
   ・一般会員の方で所属のない方………………………………………………………………………フリー
   ・学生会員の方で大学院に学生(研究生等を含む)として所属している場合……………………○○大学[院]
   ・学生会員の方で学部に学生(研究生等を含む)として所属している場合………………………○○大学[学部]


第10回全国大会実行委員会

  ◎鍋島弘治朗(関西大学)
  ○森山 新(お茶の水女子大学)
  ○森 雄一(成蹊大学)
   辻 幸夫(慶應義塾大学)
   黒滝真理子(日本大学)
   児玉一宏(京都教育大学)
   荒川洋平(東京外国語大学)
   菅井三実(兵庫教育大学)
   仲本康一郎(山梨大学)
   鷲見幸美(名古屋大学)
   出原健一(滋賀大学)
   小熊 猛(石川工業高等専門学校)
   長谷部陽一郎(同志社大学)
   八木健太郎(北陸大学)
   森 篤嗣(国立国語研究所)
   町田 章(長野県短期大学)
   有光奈美(東洋大学)
   眞田敬介(札幌学院大学)
   古賀裕章(慶應義塾大学[非常勤])
   古牧久典(東京大学[院])

 開催校実行委員会
  ◎山梨正明
   金丸敏幸
   安原和也


設立10周年記念大会の開催校と期日の決定
 設立10周年記念大会(2009年度)の開催校と期日が決まりました。

  会場: 京都大学吉田キャンパス(京都市左京区) アクセスはこちらをご覧下さい。
  期日: 2009年9月26日(土)〜27日(日)

シンポジウムや特別講演等の内容は、詳細が決まり次第、随時、このホームページ上でお知らせします。
大会に先立ち、9月25日(金)に認知言語学セミナーを開催する予定です。